東海道の松並木を歩いてみた
休日に弁天島に用事があり、JRで浜松駅から移動していたのですが、ふと思い立ってひとつ手前の舞阪駅で降りてみました。
駅の案内板に「松並木」の文字を見つけ、気になったのでちょっと大回りして歩いてみることにしました。
舞坂宿の松並木は、旧東海道の一部として、宿場町時代の面影を今に伝えている場所です。歩いてみると、とても綺麗に手入れされていて、驚きました。
松並木は、車道を挟んで両側に広がっており、その外側には路肩が続いています。歩行者はその路肩を歩くことができますが、地元の住民の方々は、車の出入りにも利用しているようでした。
この風景は、歴史的な背景を持ちながらも、現代の生活と上手に調和していることが感じられて、非常に興味深かったです。
また、植栽帯には、十二支をかたどった日時計が設置されています。石彫で作られたこれらのオブジェは、どこかゆるキャラっぽい愛らしいデザインで、見ていて楽しくなります。
それぞれ干支ごとに微妙に異なる方向を向いていて、太陽の位置で時刻を知ることができる仕組みになっているようです。
松並木の終わりのあたりで、弥次さん喜多さん(?)が文化財や周辺施設を案内しているマップに出くわしました。
気がつけば、郷土資料館まで足を運んでしまい、まさに「膝栗毛」状態でした。
休日の散歩にはぴったりの場所ですので、ぜひ訪れてみてください。ただ、最近はだいぶ寒くなってきているので、暖かくしてお出かけくださいね。