舞坂の宿場町
舞阪町には、宿場町時代の宿を復元した建物があります。
地元の歴史を学びたくなり、訪れてみました。
「舞坂宿脇本陣」という建物で、現地名とは「さか」の字が異なっていますね。
ガイドさんが歴史の背景を分かりやすく解説してくれました。復元に際しては、元の建物の部材も再利用されているとのことです。
資料館として無料で公開されていますが、建物が非常に綺麗で驚きました。
まるでタイムスリップしたかのような気分になり、宿泊してみたくなるような魅力があります。
宿場町の宿にはランクがあり、この建物は「脇本陣」に分類されます。そのランクにふさわしい建築の特徴があり、とても興味深く感じました。
宿の種類には「本陣」「脇本陣」「旅籠屋」「木賃宿」があるそうです。
入り口で配布されている「歴まちカード」をコレクションするため、遠方から訪れる方もいるそうです。
興味のある方は、ぜひ訪れてみてください。(Google マップが開きます)
ところで、弊社が所在する浜松市中央区大工町付近には、かつて「浜松宿」が存在していました。(浜松市公式note)
その名残として、今も「旅籠町」という地名が近所に残っています。
ちなみに、浜松宿から舞坂宿まではおよそ三里(約12km)ほどの距離です。この距離感を知ると、当時の旅人たちの行程が少し想像できるかもしれません。