舞坂の宿場町

舞坂宿 板の間

舞阪町には、宿場町時代の宿を復元した建物があります。

地元の歴史を学びたくなり、訪れてみました。

舞坂宿 坪庭
坪庭が格好いい!庭を挟んで、異なる身分の部屋となっていました

「舞坂宿脇本陣」という建物で、現地名とは「さか」の字が異なっていますね。

舞坂宿 模型
縮尺模型の展示。旅人の足音が聞こえてきそうです
舞坂宿 外観
現代の街並の中に現れます。素通り注意!

ガイドさんが歴史の背景を分かりやすく解説してくれました。復元に際しては、元の建物の部材も再利用されているとのことです。

舞坂宿 駕籠
駕籠(かご)の実物展示
舞坂宿 台所
2階がある構造も「脇本陣」の由来を示しています

資料館として無料で公開されていますが、建物が非常に綺麗で驚きました。

まるでタイムスリップしたかのような気分になり、宿泊してみたくなるような魅力があります。

舞坂宿 中庭
今でいう「風呂」「手洗」「流し」を見ることもできます。写真に見えるのは手水鉢。手洗器ですね!

宿場町の宿にはランクがあり、この建物は「脇本陣」に分類されます。そのランクにふさわしい建築の特徴があり、とても興味深く感じました。

宿の種類には「本陣」「脇本陣」「旅籠屋」「木賃宿」があるそうです。

舞坂宿 上段の間
上段の間。入口から奥に行くほど設えが充実します

入り口で配布されている「歴まちカード」をコレクションするため、遠方から訪れる方もいるそうです。
興味のある方は、ぜひ訪れてみてください。(Google マップが開きます)

東海道案内 浜松宿
弊社近くの連尺町にて撮影。2024年冬

ところで、弊社が所在する浜松市中央区大工町付近には、かつて「浜松宿」が存在していました。(浜松市公式note)

その名残として、今も「旅籠町」という地名が近所に残っています。

ちなみに、浜松宿から舞坂宿まではおよそ三里(約12km)ほどの距離です。この距離感を知ると、当時の旅人たちの行程が少し想像できるかもしれません。

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